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ちょうど食べ頃のタケノコを地面から折って採ります。  
タケノコ (姫竹) 

タケノコの皮むき器を購入したら、皮むきのスピードが3倍ほどにUPしました。
でも、23000円は高いです!

山から採ってきたタケノコはその日のうちに茹でてしまいます。
採ってから日数が経過すると硬くなり、アクやえぐみが増すんです。

瓶詰め風景です。瓶の肩までの長さにするのがコツのようです。

閉め終わったら上下を替えておくと間違わないです。

瓶の蓋を閉める作業です。素早くしっかり閉めましょう。

瓶に詰めたら水から約一時間煮沸をし、竹の子の内部まで殺菌して真空状態を保ちます。

コンロの大きさに合わせた四角い鍋(?)は山菜の処理に威力を発揮してくれます。
瓶を取り出したら、まだ熱いうちに蓋をきつく増し締めしましょう。
タケノコが常温保存できます。
火傷に気をつけて
スキャナー(キャノンPIXUS-MP360)で
画像を取り込みました。
タケノコの写真(スキャナー)
タケノコの皮むきと、保存のための瓶詰めはとても手間のかかる作業です。たくさんの友人に手伝っていただくんです。
タケノコの保存は、塩で保存する方法と瓶詰めにする方法がありますが、ここでは開封と同時に食べられる【瓶詰め】で保存する方法を紹介します。

タケノコの皮を剥いて下処理をした後、保存瓶にタケノコと水を入れ、軽く蓋をし「すのこ」を敷いた鍋に入れます。全ての瓶が覆い隠れる量の水を入れて約一時間煮込みます。それによってタケノコの内部まで煮沸消毒をすることになりますが、本来は沸騰した湯の中で蓋を閉めなければなりません。実際には写真のように少し湯から出して蓋を閉めています。でも火傷には特に注意してください。また、閉め終わった瓶を順次取り出すと残った瓶は空気に触れてしまいますから、全ての瓶の蓋を締め終るまで湯から出してはいけません。また、保存瓶の蓋は必ず未使用の蓋を使ってください。
タケノコの保存
本州では《笹竹》とか《姫竹》と呼ばれていますが、北海道では、れっきとした【タケノコ】です。
5月中旬から6月中旬にかけて、北海道の中でも雪が多く積もる、標高の高い地域に【根曲がり竹】が群生しています。根曲がり竹の高さは2〜3メートルありますが、その竹藪に分け入って探すと、地面から【タケノコ】を採ることが出来ます。また、広葉樹と混在して根曲がり竹が生えているところは、豊富な腐葉土のおかげで繊維質が柔らかく、アクやエグミが少ない上質のタケノコが採れるようです。
根曲がり竹の群生地です。
どこまで移動しても上の写真のような藪が延々と続き、あの固い根曲がり竹に行く手を阻まれ、我々は、もがくように移動しながらタケノコを探しています。しかし、ふと気が付くと入林した方向を見失い、ニュースに報じられる【山菜採りで遭難】という事態になりかねません。そこでトランペットスピーカーからやかましい音楽を大音量で鳴し、その音が聞こえる範囲で採るようにしています。でも、藪のさらに奥まで入り込まないのがいちばんの防御でしょうかネー・・・。