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千歳〜支笏湖〜苫小牧〜千歳

千歳市から支笏湖、さらに苫小牧市を通過し出発地点の千歳市に戻る、北海道で最も自然な森の中を走れるサイクリングコースを紹介します。(距離 約 70q)

支笏湖へ向かう自転車道路の出発点は千歳市青葉公園の中にあるスポーツセンター付近からですが、
今回は道の駅「サーモンパーク千歳」から走り始めました。

移動に使った車を長い時間安心して駐車する事が出来るのでとてもありがたい施設です。

市内を流れる「千歳川」のそばに自転車道路が造られていますから、市街地の信号から逃れて走る事が出来ます。

写真の橋は道央自動車道路です。

途中、歩道を通過し、本格的に「千歳支笏湖自転車道路」に入って間もなく、自転車道路に設置された「さわやかトイレ」があります。清潔な水洗トイレです。
尚、このルートの先にはトイレが有りません

この自転車道路最大の坂道です。でも400メートルほどの短い区間ですし、ちょっと頑張ればすぐに通過できます。

熊が出た!

看板がたくさん設置されていました。熊の生息地なので頻繁に目撃されているようです。大きな声を出すか、鈴を鳴らしながら通過すると良いでしょう。

とっても緩やかですが、長い距離をジワーっと登っている区間です。一定の勾配が変わらないのは意外と疲れるものですが、支笏湖から引き返す時はとっても楽しめる場所なのです。

支笏湖の温泉街や美笛峠・苫小牧に向かうことができる交差点です。横断歩道を渡るとすぐに苫小牧に向かう自転車道路が現れます。

支笏湖から苫小牧に向かっては、道路と送電線が自転車道路の傍を通っているので、森の中でも開けた原生花園のなかを走る事になります。

七月だったので、写真の花の他に黄色やピンク、白い花が満開に咲いていました。遠くまで行かなくても、北方植物の原生花園が見られてとても満足です。

苫小牧市内から千歳に向かうのは国道36号線です。大型トラックの台数が多く、すさまじい騒音の中を自転車で走るのは、何かに追い立てられるような気分ですが、国道の両側に設置された広い歩道があるので救われます。
途中、5qほどの区間で歩道がない場所があります。どの車両も自転車から離れて通過してくれるのであまり危険な感じは受けません。

国道の騒音とは別世界の「ウトナイ湖」に立ち寄りましょう。
寒い季節には多くのオオハクチョウやマガモが人間にエサをねだっています。

千歳空港の国道を通りました。
着陸する飛行機は国道をかすめるように通過していきます。

ここまで来ると出発点の道の駅はもうすぐです。