ウドの苦みはウドの香りと共に独特の風味がありますが、アクの苦みが強いと沢山食べることができません。ウドのアク抜きは通常通り外皮を剥き、短冊に切ってから、600ccの水に大さじ3杯の砂糖を入れた湯でサッと茹でることにより、苦みを取り去り、風味が残ったウドになりますから、酢みそをかけて食べると沢山食べられます
スキャナー(キャノンPIXUS-MP360)で画像を取り込みました。
ウドのアク抜き
ウドのスキャナー画像
ウ ド
酢みそ和えで冷凍保存。
通常の酢みそ和えより材料のウドを大きく切って、さらに濃い味付けのタレに漬けこみます。味噌の塩分でウドの水分が出ますから捨ててください。小分けして冷凍する事により冷凍庫で熟成するので、さらに美味しく食べられます。
良く陽があたり、腐葉土の堆積が多く土が軟らかい所のウドは、茎が太く、繊維が柔らかくて美味しく食べられます。また、土地の性質によって山菜に含まれるアクの強さが異なりますから、美味しかった山菜が採れた場所を来年も覚えておきましょう。
ウドの保存
ウド、ワラビ、タケノコはだれでも知っている山菜の代表です。特にウドは、山菜の中でも比較的大きい植物なのと、深山はもちろん、里山から道路の盛り土の斜面まで、あちらこちらで見かけることが出来るので山菜採りの入門には最適な植物です。標高によりますが、5月上旬から6月上旬まで、多少大きくても幹が柔らかく、よくしなるウドを採取しましょう。また、下の写真のように群生している株から2〜3本残すようにすると翌年同じ所から採取することができます。
ウドの皮は下処理の後捨てられますが、この皮を天日で充分乾燥させた後、適当な量を鍋で10分程煮込んでからその湯を浴槽に入れるとウドの精油で保湿効果抜群の入浴が楽しめます。
ウドの入浴剤
ウドが採れる場所の写真です。ここは人里離れた山奥ですが、樹木を伐採したままになっている場所です。

こちらの写真もウドが採れる環境です。手軽で楽チンな道路脇の場所です。意外に太いウドが採れます。

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